結論から言えばこれはもう、タイミングも何もありません。
「おかしいな?」と感じたら、すぐ病院に行く。
それだけです。
どんな病気でもそうだと思いますが、まだ症状が軽いうち、
重症化していないうちに早めの治療を施すことが
病状を悪化させないポイントです。お解りですね。
うつも同様。異なるところはありません。
病気を深刻化させないためには、早期発見・早期治療。
これはうつにも通用するセオリーです。
ですから、もしもあなたが「うつの兆候」を感じ取ったなら
すぐにでも精神科を受診することが最善です。
にもかかわらず、うつの不安を抱きながらも病院にも行かず、
「なぁに、しばらくおとなしく休んでいれば…」などと、
高をくくっている人々の多いこと多いこと。
…って、別に私の周りにそうした人々がワンサカといるわけでは
決してないのですがね。
でも実際にうつを発症し、症状を自覚している人々の中で
いったいどれだけの人たちが、自発的に精神科のドアを叩いているでしょう。
おそらく大多数の人々は鬱々とした日々にも閉口しつつ、
さりとて病院に行く気にもなれず、
毎日をただ悶々と過ごすはめに陥っているのではないでしょうか。
それこそ、無駄以外の何物でもありません。
本来ならば治療に割けるわずの時間をただ浪費し、
症状は日に日に悪化の一途をたどり、
自分がどのような状態にあるのかを知ることもできず、
表面的には虚勢を張っていながらも、内心では
「どうしようどうしよう…」の無限ループ。
うつ発症の初期にハマりやすいパターンだと思いますが、
……そこのあなた、あなたは大丈夫でしょうか???