ファックスで稼ぐ書店営業

さて、自分の足で稼ぐ書店営業と同時に大事なのは
全国各地の有力書店への営業です。

書籍に限らず、多くの商品にとって
東京近郊は一大消費地ではありますが
お客様は東京だけにいるわけではありません。

それに、今回の私の本は
「うつの兆候を知り、それを避けてほしい」という、
書き手の希望というものが色濃く反映されてます。
そして「うつ」の危険にさらされている人たちは、
それこそ全国にいるわけです。

そんなこともあって、自分の足で回れない
全国各地への告知活動が必要になります。

これはですね、実は便利なサービスがあるのです。
「ファックス同送サービス」というやつで、
本の資料を全国の本屋さんにファックス送信してくれるのです。

これは便利。

もちろん、直接顔を合わせて説明できるわけではありませんから
足で稼ぐ営業回りに比べたら、効率は悪くなります。
それでも、情報発信の対象は全国の書店さん数千軒。
送信する資料をきっちり造り込めば、それなりの反響は得られます。

自分自身での書店営業とファックスでの情報発信。
この二つで、約500冊の事前注文をいただくことができました。
正直、無名の著者のこの手の本にしては、
かなり善戦したと我ながら思っています。

で、これら事前にいただいた注文と、本の現物を携えて、
本の問屋さんである「取次」に出向くことになります。

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