うつの前兆ってどんな感じだったっけ?

そもそも、このブログを始めたきっかけというか理由というのが
「うつで苦しむ人が少しでも少なくなるように」という、
そんなところにあったわけです。

まぁ、ある意味無謀といえば無謀な試みではあるのですが、
あの強烈なうつ気分にどっぷり浸った身としては、
本当にもうこんな苦しい辛い思いをするのはたくさんだと思いましたし、
もしも自分の何らかのアクションで、この苦しみを味わう人が少なくなれば、
またこの苦しみを避けて通ることができればと
思っていました。今もそれは変わりません。

このブログを読んでいただいている方はいろいろだと思います。
すでに闘病中の方もおられるでしょう。
うつと診断されつつも、仕事仕事の毎日を送っている方もおられるでしょう。
診断されてはいないものの、「俺……うつじゃないのかな?」と不安を抱えつつ
日々を過ごしている方もおられるでしょう。
寛解を迎えて順調な日常を送りつつも、再発の不安が脳裏をよぎる方もあるでしょう。

中でも私が気にしているのは、まだ診断を受けていない方々です。

うつを発症すると、いろいろな症状が心身に現れてきます。
そのあたりは拙著のプロローグにも書きましたので
書籍のサンプルをご参照いただきたいと思いますが、
そうした違和感、異状を感じたならば、
まず第一に精神科をドアを叩いてほしいと思うのです。

精神科のクリニックというのは、別に特殊なところではありません。
歯が痛ければ歯科に行きますし、怪我をすれば外科に行くでしょう?
「心を病んでるかもしれない」となったら、精神科に行くのは当然のことです。
恥ずかしいことでも、みっともないことでもないんです。

うつは、発症してからはどんどん症状が重くなっていきます。
そのまま放っておいて治るものではありません。
そして、症状が重くなればなるほど、治すにも時間がかかります。

「……なんか最近、おかしいな……」
そう感じたら、まず精神科に行く。
まずそれを、しっかり覚えておいてほしいと思います。

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