うつと仕事と日曜日

そろそろ連休も終わります。

存分に羽根を伸ばした方、なんだかんだと仕事で終わった方、
あるいはひたすら寝て過ごしたという方もおられることでしょう。
「何もせずに終わった」とため息まじりの方もあるかもしれませんが、
なに、そんなにガックリすることもありません。
日々、無事にあることがなによりです。

今年のGW、私は数年ぶりにのんびりと過ごせました。

どの業界でもそうだと想いますが、盆暮れ正月と連休前は、
かけこみ需要で大忙しになります。
私の業界もご多分に漏れずで、
連休前に書き仕事やら何やらをドカンと抱え込み、
連休中にシコシコと片付けていく、というのが近年のパターンでした。

ところがどうしたわけか今年の連休は
「駆け込み」はあったものの、それが思いのほか早く片付き、
連休前にはほぼ完了…という状態だったために
連休は「ほぼまるまる休み」という、非常に喜ばしい状態で過ごすことができたのです。
いや、こんなことは本当に久しぶりのような気がします。

私はふだんから「土日も仕事」というのがほぼ当たり前なので、
数日間も仕事をしないでいると、逆に尻が落ち着きません。
なんちゅうかこう…基本的に何かしていないとダメです。
働き者といえば聞こえはよいですが、ただの貧乏性でしょう。
あんまり褒められた性分ではないと、自分では想っています。

やっぱ人間、働き蜂ではありません。
労働は貴いものですが、休息も遊びも大事です。
一日24時間のうち三分の一を働いて、三分の一を休息にあて、
残りの三分の一を趣味や遊びや勉強に使う。
どこかで聞いた話ですが、これが理想の形でしょう。

仕事も大事、日曜日も大事。休めるときにはしっかり休む
このオンとオフとの切り換えは、うつを防ぐ上でも重要だと思います。
これからは日曜日も大事にしよう…ちょっと、そんな気になった私であります。

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