うつは心の風邪なのか?

ずいぶんとタチの悪い風邪にやられてしまい、まるまる三日間というもの、ひたすら寝こんでいました。さすがに仕事はしないわけにはいかないとはいえ、ブログまでは手が回らず…。気がつきゃもう一週間も更新ご無沙汰という状態に。

まだ体調は万全ではないですが、幸い今回は発熱もなく、インフルエンザでもなかったようで、ひと安心。
それにしても今年の風邪は厄介なようで、私の周りにもかなり苦しめられてる方々がおられるご様子。
こじらせると大変ですから、皆さまご用心を。

さて、その風邪に言い習わされることも多いのが「うつ」ですね。
「うつは心の風邪」なんて、まぁキャッチフレーズとしてはよくできてるとは思うのですが、実際に経験した者からいえば「そんな生やさしいもんじゃありません!」ってのが本音です。これはたぶん、経験者だったら皆さんそう言うんじゃないかなぁ。

だって風邪とうつの共通点っていったら「誰でもかかる危険がある」程度のもの。安静にしてたからって治るものではないし、心身の負荷は段違いに辛いし、まして数日で元通り…なんてあるはずもないし。
そもそも軽い風邪なら、免疫力で「知らんうちに治った」ということも多々あるけれど、うつではまず、そんなことは望めない。治そうとしないと治らないし、治そうとしたって治せないこともあるのです。

うつについてはずいぶんと一般の認知度も上がってきたみたいだけれど、
どうも、そのあたりを誤解している方々はまだまだたくさんおられるようなのが残念ではあります。

…あ、風邪とうつの共通点がもうひとつ。
「場合によっちゃあ命に関わる」
これはマジです。気をつけてください。

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