これ、本の中でも書いたことなんですが、
世間の人たち…「うつ」を経験したことのない人たちって、
「うつ」をどのようにとらえているんでしょうね?
やっぱり、なんか差別的な見方をしているのかなぁ。
まあ、それはある程度仕方ないことだと、私は思っています。
程度問題ではありますけれども。
うつを経験したことのない多くの人々は、
うつがどういうものか知りません。
うつについては専門家である学者やお医者でさえ、
よく判らないところが多々あるのですから、これは仕方がないでしょう。
そして人は多くの場合、よく判らないものごとに対して
否定的になったり拒否感を抱いたり、誤解を持ったり恐怖を感じたりするものです。
このような「人の感情」というものは、止めることができません。
それが時として、差別的な見方に流れていってしまうこともあるでしょう。
まぁ、人の理解を超えたお化けや妖怪だったらいざ知らず、
いくら得体が知れないからといって「うつ」が恐怖されることはないと思いますけど。
職場の待遇における差別…となると、正直いって私は実例をほとんど知らないので
あまり大きなことは言ってはいけないような気もします。
(本の中では、それでも知ったふうなことを述べていたりはするのですが…)
まあ、うつだと判ったとたんに閑職に追いやられ、給料を削られたというような。
ただ、うつを発症すると精神活動が極端に低下します。
ですから仕事のフィールドでの能力も激減しているはずで、
そのことを理由として待遇を変えられたりするのは仕方ないと思うんです。
その理由が何であれ、100の仕事をこなす人間と20の仕事をこなす人間とでは
待遇に差があって当たり前。20の仕事をしていた人間がステップアップして
100の仕事ができるようになれば、それだけの待遇を求めるのは当然でしょう。
つまり「その逆」もあるだろう、という考えです。
もちろんそれは程度問題ですし、「ある日突然、うつを理由に解雇された」なんてのは
極端に過ぎる話だろうとは思います。
業界によって違いがあるかもしれませんし、もちろん会社の規模によって事情は違うでしょう。
今のご時世、ケガや病気といったアクシデントに
手厚い福利厚生を用意している会社がどれほどあるのか判りませんが、
よほどの大企業でないと、そこはあまり頼りにはできないのではないでしょうかね。。。。
私がフリーランスだから、ということもあるかもしれませんが
やはり「自分の身は自分で守る」というのが、いちばん確実なんでしょうか。
なんだか今日はえらく歯切れが悪いですね。
失礼しました。