仮面うつって何?

私がうつを克服して…つまり一度の再発を経て復活した頃からのことです。
それまでの、ドンヨリ雲が常に頭から離れずにいたような
心の重苦しさが消えた代わりに、
本当に入れ替わるように、「胃痛」というやつがやってきました。

もちろん、いつもいつも…というわけではありません。
ただ、自分の思惑がうまく運ばなかったり、何かストレスを感じたりすると、
てきめんに胃が痛むのです。
例の、キリキリと絞り上げるようなあの痛みです。

この現象について私は、
今まで心に蓄積されていたストレスが、体に表れるようになった」と解釈していました。
実際、そうしたときには多少はイライラしたりクソッと思ったりもしますが、
だからといって精神的に大きく落ち込むようなことはありません。
ただ、ギュギュ〜ッと胃が痛むわけです。

まぁ、昭和の中間管理職にありがちな、例の胃の痛みなのだろうと思っていました。
そういや「釣りバカ日誌」の佐々木課長(でしたっけ?)は、
やたらと胃痛にお悩みでしたなぁ。

ところが聞くところによると「仮面うつ」というものがあるそうで。
私はこれについてほとんど知識がなかったのですが、
精神症状は出ず、身体症状だけが表れるうつ病のことを指すそうです。

となると、私の現在の状態は
「標準的なうつが仮面うつに移行した」という言い方もできそうです。
…でも実際のところ、どうなんでしょうね?
相変わらず、さしたる知識もないので、あまり偉そうなもの言いは避けたいのですが
「仮面うつ」ってのは、いかにも後付けで、ご都合主義的な概念にも思えるのです。

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