患者の生活

患者の生活

今のうちに、うつになっておけ

いや別に、病気を勧めているわけではありません。そうじゃなくて、「もしもうつになったらどうするか」ということを、今のうちに考えておいたほうがいいよ……という話です。さすがに私も「うつ絶好調」の頃は、何もする気にはなりませんでした。で、うつのニオイすら感じていなかった頃は、そもそも自分がうつを患うなんて、まったくもって想像の外でした。「なんか…おかしい…」と感じ始めた頃も、漠然とした不安に包まれて、そ...
うつが心配

「行政だって頑張ってんだよ!」

うつは他の多くの病気と同様、早期発見・早期治療が肝要です。本当は予防から始めるのが一番良いのですが、現在の日本では、そこまでの環境ができていないのが現状です。そもそも「うつ」がどんなものかが正しく啓蒙されていませんし、そのため「うつは怖いな、罹らないように気をつけなくちゃ」というような、予防という観念がまったくと言って良いほど普及していません。ですからせめて、早めの発見がキモになります。*****...
患者の生活

うつ患者にどう接するか

アクセスログを見ていますと、どうもこのブログ、ずいぶんいろいろな方にご覧いただいているようです。できるだけいろいろな方の役に立つように、役に立たないまでも参考になればと思ってはいるのですが、どうしても内容が偏ってしまいがちです。まぁ、医師や研究者といった専門家であるわけじゃなし、自分自身の体験をもとに書くしかないわけですので、そのあたりはご容赦いただきたいと思っております。思ってはおるのですが、こ...
患者の生活

うつ患者にどう接するか-02

前記事の続きでございます。うつを患った人に対して、どう接するか。これは、相手との関係と患者自身の状態によって違います。いちばん深刻なのは、家族がうつを発症した場合です。症状が軽く、日常の会話や動作に支障がないのならば、とりたてて神経を遣うことはありません。ごく普通に接しているのがいちばんです。ただ、たとえ症状が軽いときでも、旅行やレジャーなどは避けたほうが良いでしょうね。本人も気づかないうちにスト...
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うつ患者にどう接するか-03

うつの診断を受けると、たいていドクターからいろいろなアドバイスをいただきます。それは主に今後の生活に関するもので、今では一般によく知られたものでもあります。「うつになったのは、あなたのせいではない」「頑張らなくていい」「今は心と体を休めることが大事」「必ず治るから心配はいらない」「ただし時間がかかるので、焦らずに」「薬はきちんと飲んで、自己判断は禁物」「心配になったら、医師に相談」…まぁ、こんなと...
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