基本、一日一記事を自ら基本としているのですが
昨日は心ならずも更新を飛ばしてしまいました。
もしかして日々の記事を楽しみにされている方もおられるかもしれませんので、
ここであらためてお詫び申し上げます。
でもまぁ、日々更新とは言いながら、なかなかそうもいかないのが現実なのです。
実は私、スマホなんぞ持っていませんので、
取材で地方に行ったりなんかしたら、まず更新はできないのです。
ですがそうした言い訳とはまったく別に、
正直、昨日は久しぶりにサボってしまいました。すいません。
実は、前記事をかなり「思いつき」に近い感覚で書き飛ばしたため、
その後をどうやって続ければいいんだ…と、けっこう悩んでしまったのです。
んなもんで、昨日の更新ができなかったというわけで、
決して遅々として進まない書き仕事に業を煮やしてヤケ酒を呑んでたからではありません。
……もう、どうでもいいですね。本題に行きましょう。
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さて、前記事でお話しした「我慢を強いられる状況」と「やらされてる感」
これ、どっちか片方だけだったら、まだ救いがあるのです。
両方いっぺんに襲いかかってこられると、もうダメです。
だいたい、人間は我慢強い生き物です。
特に日本人はそうした気風が強いとは思います。
たとえば一日16時間、脇目もふらずに働き続ける毎日だったとしても、
それが女房子供のためだったら、ナンボでも我慢できます。頑張れます。
私は闘病生活時代にこしらえた借金が、今も300万から残ってますが、
それを返済するためならば、そりゃ必死こいて頑張ることができます。
実際、けっこう頑張ってると思うし。
そういう我慢は、何も問題ないのです。
その我慢をあなたに強いているのはあなた自身であって、
しかもその我慢をすることで、あなたには何らかのメリットが訪れるわけです。
しかし問題なのは、それを自分以外の何者かから「やらされている」場合です。
この場合、あなたに我慢を強いているのは、あなた自身ではありません。
あなた以外の誰かの指示で、あるいは明示・暗示を問わない強制力をもって、
あなたに無理を強いている。我慢させている。
そうした状況が問題だと思うのです。
そしてこれがいちばん困ったことというか、厄介なところなのですが、
たいていの場合、あなたに無理を強いている誰かは、
それが理不尽なことだとは思っていません。これっぽっちも、です。
生きている以上、ストレスとは無縁ではいられません。
逆にストレスがあるからこそ、反発のエネルギーが湧いてくる、ということもあるでしょう。
ですがそのストレスに「やらされてる感」がセットになると、
そこにはどうにも救いが見えてこないのです。
そしてそのために、精神を病んでしまうリスクばかりが
高まっていくように思えるのです。