イヤな相手と距離を置くには

何やら、記事が行ったり来たりしていますが、ご容赦を。
「これは今、書いておいたほうがいいかな」というコトが、いろいろとあったりしまして…。まぁ、このブログも途絶期間がありつつも、けっこう長く続いていますし、そのわりに濃い記事が大盛りです。あまり順序にこだわらず、時には 過去記事などもあわせて、行ったり来たりしつつお楽しみいただければと思います。

先日の記事「面倒な人間関係をどうするか」にも書きましたが、うつ発症を避けるうえで「苦手な相手・ストレスな相手とは距離を置く」というのは、とても有効です。その一方で、多くの人にとってそれが難しいケースもある、という話も書きました。
 
ですが、それは決して難しいことではありません。意外と簡単なのです。要はあなた自身の 思い込み、メンタルブロックという奴が、邪魔をしているだけなんです。

私の場合を話しましょう。
当時の私の上司はどえらいパワハラ体質で、私はそのストレスをもろに食らっていました。この状況で私はうつ傾向になっていき、ついには発症に至りました。
当時、私がとるべき根本的な解決は、その上司から離れることでした。でも、私にはそれがなかなかできなかった。

当時の私は社員ではなく、フリーとしてその会社にいたのですから、簡単にその場を離れることができたはずです。ですがそこでの稼ぎが収入のほとんどだった私には、そこから離れるという決断がどうしてもできなかったのです。正社員としてお勤めの方々の「離職・転職」というアクションを、とることができなかったのです。

私は「そんな簡単に動けるわけがない」と思い込んでいました。まさに悪しき思い込み、メンタルブロックです。
でも冷静に考えてみれば、ストレスを受け続けていても状況は好転しません。
むしろ悪くなるばかりです。

これは、降り出した雨の中、傘も差さずに立っているようなものです。このままでは体は冷え、風邪をひくということは誰の目にも明らかです。せめて近所の家の軒先で雨をやり過ごすとか、コンビニで傘を買い込むとか、急いで家に帰るとかすれば良いのです。
なのに私は「そんな簡単に動けるわけがない」と言いながら、全身ずぶ濡れになって冷たさに震えながら、それでも雨の中に立ち尽くしていたのです。

まったく馬鹿馬鹿しい限りです。

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