ハッと気がつきゃ、このネタでもう7回も引っ張っています。
私は編集ライターという職業柄なのか、あれこれ妄想を広げるのが好きで、
今回の「海に浮かぶ船の話」も、
ストレスというものをなんとなぁく考えていたときに思いついただけのシロモノです。
他愛もない話ではあるのですが、こうして書き綴っていくと、
そこは職業意識が顔を出すのか、妙に理屈っぽくお堅い文章になってしまったりします。
…すいません、読みづらいですかね……?
あ、でも絶賛爆売れ中(嘘)の私の著書『うつで無職で依存症』は
「すごい読みやすい」「一気に読みきった」と各方面で好評ですので(本当)、
ご購読いただければ幸いでございます。
…まぁそうおっしゃらず、読んでみてくださいな。
けっこう、役に立つことも書いてあったりしますから。
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さて、ストレスについてお話ししたこれまでのところをまとめてみましょう。
まずストレスは「内的要因」と「外的要因」によって発生します。
何がストレスになるかは人によって異なり、それはこれら二つの要因の
マッチングによって決まります。
つまり、錨の形状と海底の状態との組み合わせです。
バール状の錨を持っている人は海底が岩場ならば危険ですが、
砂地であれば、まずストレスが発生することはありません。
もう一方で、それがストレスとなるかどうかは、
原因である事象の程度、そして本人の感受性によって決定します。
これはその場所の水深と、錨を結びつけたロープの長さとのマッチングです。
またまたバール状の錨を例に出しますが、たとえ海底が岩場であっても、
ロープの長さが水深よりも短ければ、ストレスは発生しません。
「錨が海底に引っかかる」ということがないからです。
これが私のイメージした、ストレス発生の概念です。
やけにこまごまと面倒な話ばかりをしてきましたが、
おそらく多くの方々に共感をいただけるのではないかと思っております。
ただ、あくまで素人の思いつきレベルですので、
専門家の方のご意見をぜひいただきたいところではあります。
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ストレスの話、当初は3回くらいで終わるかと思っていたのですが、
もうちょっと続きそうです。
次回からは「どうやってストレスの発生を防ぐのか」という、
現実的な話を始めてみたいと思います。